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竹籬の下、忽ち犬吠え雞鳴くを聞けば、恍として雲中の世界に似たり

「竹籬の下、忽ち犬吠え雞鳴くを聞けば、恍として雲中の世界に似たり。芸窓の中、雅に蝉吟じ鴉噪ぐを聴けば、方に静裡の乾坤を知る」(菜根譚) どのような環境に身を置くかで感じ方が変わるということか。ならば少しでも自分にとって過ごしやすい環...
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機動くものは、弓影も疑いて蛇蝎となし、寝石も視て伏虎となし、此の中渾て是れ殺気なり

「機動くものは、弓影も疑いて蛇蝎となし、寝石も視て伏虎となし、此の中渾て是れ殺気なり。念息むものは、石虎も海鷗となすべく、蛙声も鼓吹とあつべく、触るる処倶に真機を見る」(菜根譚) 心のありようによって、見るものが同じであっても、感じ...
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山林は是れ勝地なるも、一たび営恋せば

「山林は是れ勝地なるも、一たび営恋せば、便ち市朝となる。書画は是れ雅事なるも、一たび貪癡せば、便ち商賈となる。蓋し心に染着無ければ、欲界も是れ仙都なり。心に係恋有れば、楽境も苦海となる」(菜根譚) 人間は欲が出るとどうしても煩わしい...
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此の身常に閒処に放在せば

「此の身常に閒処に放在せば、栄辱得失も、誰か能く我を差遣せん。此の心常に静中に安在せば、是非利害も、誰か能く我を瞞昧せん」(菜根譚) 今の世の中はとかくうるさく、煩わしいものになっている。常に情報に晒されていて、意識しないとその情報...
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熱は必ずしも除かずして、而も此の熱悩を除かば

「熱は必ずしも除かずして、而も此の熱悩を除かば、身は常に清涼台上に在らん。窮は遣るべからずして、而も此の窮愁を遣らば、心は常に安楽窩中に居らん」(菜根譚) 「~しない」ではなく、「別の、新しい~をする」に通じるかもしれない。 ...
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寂を嗜む者は、白雲幽石を観て玄に通じ

「寂を嗜む者は、白雲幽石を観て玄に通じ、栄に趨る者は、清歌妙舞を見て倦むを忘る。唯だ自得の士のみは、喧寂なく、栄枯なく、往くとして自適の天にあらざるはなし」(菜根譚) 本当はこの境地が理想なのはわかる。だからといって、喧騒や煌びやか...
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都て眼前に来たるの事は、足ることを知る者には仙境にして

「都て眼前に来たるの事は、足ることを知る者には仙境にして、足ることを知らざる者には凡境なり。総て世上に出づるの因は、善く用うる者には生機にして、善く用ゐざる者には殺機なり」(菜根譚) こんなふうに考えることができればなと思う。「知足...
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炎に趨り勢に附くの禍、甚だ惨にして亦甚だ速やかなり

「炎に趨り勢に附くの禍、甚だ惨にして亦甚だ速やかなり。恬に棲み逸を守る味はひは、最も淡にして亦最も長し」(菜根譚) 「炎に趨り勢に附く」というのは権力に群がることを意味するようだ。であればその結果が無惨というのも頷ける。最初に読んだ...
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山河大地も、已に微塵に属す

「山河大地も、已に微塵に属す、而るを況んや塵中の塵をや。血肉身軀も、且つ泡影に帰す、而るを況んや影外の影をや。上上の智にあらざれば、了了の心なし。」(菜根譚) 山河大地もやがては塵と化してしまう。自分の肉体など言うに及ばず。そのすぐ...
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石火光中に、長を争ひ短を競ふ、幾何の光陰ぞ

「石火光中に、長を争ひ短を競ふ、幾何の光陰ぞ。蝸牛角上に雌を較べ雄を論ず、許大の世界ぞ」(菜根譚) どうしても自分が生きている範囲がすべてだと錯覚してしまう。視野が狭窄してしまう。 少し俯瞰してスケールを大きくすると、今の自分...
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