「寵辱驚かず、閒かに庭前の花開き、花落つるを看る。去留意なく、漫ろに天外の雲巻き雲舒ぶるに随ふ」(菜根譚)
これもどうしたらこのような境地に至れるのかという話になる。どうすればいいのか今のところはっきりわからない。
とても好きな雰囲気で憧れるのだが、遠くにある理想という感じ。具体的にどうするということは未だ見えないけれど、目指して行きたいなと思う。
一幅の絵の水墨画のような感じ。俗世から離れている。
何か特別なものを付け足すのではなく、心穏やかに無事で過ごせることが素晴らしいと思えるようになったが、それでも周りの人間を見れば何かいいことはないかと目をキョロキョロさせている。
自分も退屈というのが恐ろしいからわかる。ただ外に何かを求めても詮無いことなんだよね。わかってはいても怖いものは怖い。だからこそ日々修錬を欠かせない。
修業は生涯を通じて行うものだ。「これでゴール」「全て解決」なんてことにはならない。永遠の微調整、試行錯誤を続けていく。
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