「高きに登れば人をして心曠からしめ、流れに臨めば人をして意遠からしむ。書を雨雪の夜に読めば、人をして神清からしめ、嘯を丘阜の巓に舒ぶれば、人をして興邁かしむ」(菜根譚)
ふと気がつくと視野狭窄に陥っていることが多いので、自然に触れることが必要かもしれない。
何事も対象と距離を取ることで冷静になれる面があると思う。近すぎるとかえってその物の全体が把握できない。
登山や読書は日常から距離を取ることができるため、今まで見えなかったことに気づくきっかけを与えてくれると思う。
世の中の濁りから逃れたいと思えば、自然と山に登ったり、本を読んだりしたいと思うのではいか。ただ、余裕がなくなると正常な思考ができなくなることが多く、わかっていても気力がないため、スマホなどの容易に快楽を与えてくれるものに依存してしまう。
自分も仕事の時間を減らし、人と関わることを減らしてようやく、少し今までとは違うことをしてみようと思えた。
今の働き方、生き方には何か根本的に無理があるのかもしれぬ。
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