Uncategorized 磨礪は当に百煉の金の如くすべし 「磨礪は当に百煉の金の如くすべし、急就の者は𨗉養にあらず。施為は宜しく千鈞の弩に似たる、軽発の者は宏功なし」(菜根譚) 磨礪は修養、施為は事業をやること。ここでも焦ってはいけないということが言われている。やはり速成は危険。 早... 2024.11.26 Uncategorized
Uncategorized 幸福であるのは、たやすいことではない 「幸福であるのは、たやすいことではない。自分自身の中に幸福をみつけるのは至難のわざであり、他の場所でみつけることなど不可能である」(シャンフォール「性格と逸話」 ショウペンハウエル「幸福について」からの孫引き) 幸福は己の中に見つけ... 2024.11.20 Uncategorized
Uncategorized 感覚と理窟 語学学習の視点から 理窟というのは基本的に地道に積み上げるイメージだ。「こうなるからああなって、ああなるからどうなる」というふうに一歩一歩着実に進んでいく。数学の証明なども同じように進んでいく。a→b→cという感じ。 対して感覚は、理窟のように一歩一歩... 2024.11.15 Uncategorized
Uncategorized 善を為してその益を見ざるも、草裡の東瓜の如く、自づから応に暗に長ずべし 「善を為してその益を見ざるも、草裡の東瓜の如く、自づから応に暗に長ずべし。悪を為してその損を見ざるも、庭前の春雪の如く、当に必ず潜に消ゆべし」(菜根譚) 善を為して、その見返りがないように見えても、知らないうちに自分を利することがあ... 2024.11.10 Uncategorized
Uncategorized 勤は徳義に敏し、しかるに世人は勤を借りて以てその貧を済ふ 「勤は徳義に敏し、しかるに世人は勤を借りて以てその貧を済ふ。倹は貨利に淡し、しかるに世人は倹を仮りて以てその吝を飾る。君子身を持するの符は、反って小人私を営むの具となれり。惜しいかな」(菜根譚) 言葉というものの難しさを感じる。言葉... 2024.11.06 Uncategorized
Uncategorized 事業文章は身に随って銷毀すれども、精神は万古に新たなるが如し 「事業文章は身に随って銷毀すれども、精神は万古に新たなるが如し。功名富貴は世を逐ふて転移すれども、気節は千載に一日なり。君子は信に当に彼を以て此に易ふべからざるなり」(菜根譚) 「事業文章」「功名富貴」は現実世界のもののため、諸行無... 2024.11.02 Uncategorized