2025-05

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若し文に牽かれ迹に泥まば

「若し文に牽かれ迹に泥まば、便ち塵世苦海に落ちん」(菜根譚) かつては世の中の決まり、常識というものが大事であると思っていた。その通りに振る舞えないとき、それができない自分を責めていた。しかし世の中の決まり事とされているものは絶対的...
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権貴龍驤し、英雄虎戦す

「権貴龍驤し、英雄虎戦す。冷眼を以てこれを視れば、蟻の羶に聚まるが如く、蝿の血に競ふが如し。是非蜂起し、得失蝟興す。冷情を以てこれに当たれば、冶の金を化するが如く、湯の雪を消すが如し」(菜根譚) この世の争いや損得の類は冷ややかな眼...
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斗室の中、万慮都て捐つれば

「斗室の中、万慮都て捐つれば、甚の画棟に雲を飛ばし、珠簾に雨を捲くを説かん。三杯の後、一真自得すれば、唯だ素琴を月に横たへ、短笛を風に吟ずるを知るのみ」(菜根譚) とても風流だ。こういう感慨を抱けるようになりたい。いつも何かに追い立...
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